補助金一覧はどこで見られる?探し方や注意点を解説

ホジョル編集部 · 公開

補助金一覧は、国や自治体、業界団体などから数多く公表されており、どこを確認すればよいか迷う方も少なくありません。本記事では、補助金一覧を確認できる主な情報源を紹介するとともに、個人事業主や法人など対象者別に見る特徴、創業支援やものづくり支援といった目的別の代表的なカテゴリを整理しました。都道府県や市区町村単位の一覧も存在するため、地域によって掲載内容が異なる点も押さえておくと役立ちます。あわせて、補助金一覧を検索・絞り込みする具体的な方法や、情報の更新時期、助成金との違いなど利用する際に気をつけておきたい点も解説します。掲載内容や条件は制度・年度によって異なるため、最新情報は公式の公募要領や公的機関の発表で確認しながら読み進めてください。

募集中の制度を探す

補助金一覧はどこで確認できるか

補助金の一覧は、公開している主体によって内容や更新頻度が異なります。国が公開する一覧、都道府県・市区町村が公開する一覧、民間の検索サイトやデータベースの3種類を組み合わせて確認すると、自分が対象になりうる制度を把握しやすくなります。

ただし、一覧に掲載されているからといって、その時点で必ず申請できるとは限りません。公募期間が終了していたり、次回の公募がまだ決まっていなかったりする場合もあるため、一覧の確認とあわせて公募時期のチェックが欠かせません。

国(経済産業省・中小企業庁)が公開する一覧

経済産業省や中小企業庁は、中小企業・小規模事業者向けの補助金制度をウェブサイトで公開しています。全国の事業者を対象とした制度が中心で、ものづくり・IT導入・事業再構築など、事業の設備投資生産性向上に関わる補助金が多く含まれます。

あわせて、中小企業庁が運営する経営相談ポータル「J-Net21」でも、支援制度の情報がまとめて紹介されています。国の一覧は情報の更新元が公的機関である分、信頼性を確認しやすい点が特徴です。

一方で、国の一覧には全国一律の制度が中心となるため、地域独自の支援策までは網羅されていません。地域の制度もあわせて調べたい場合は、後述する都道府県・市区町村の一覧も確認しておきましょう。

都道府県・市区町村が公開する一覧

都道府県や市区町村も、それぞれの自治体が独自に実施する補助金の一覧を公式サイトで公開しています。地域の産業振興や創業支援、空き店舗対策など、自治体ごとの政策課題に応じた制度が用意されているのが特徴です。

自治体の補助金は、対象となる事業者の所在地や事業所の立地が要件になっていることが一般的です。同じ業種向けの制度でも、隣接する自治体では対象外になる場合や、逆に自社の所在地の自治体にしかない制度もあります。

自治体サイトの一覧は「産業振興課」「商工課」といった担当部署のページにまとまっていることが多く、名称は自治体により異なります。目的の情報が見つからないときは、自治体サイト内の検索機能や、代表窓口への問い合わせも活用できます。

民間の補助金検索サイト・データベース

民間企業や団体が運営する補助金検索サイトでは、国や自治体の制度を横断的に検索できるものがあります。業種や地域、目的といった条件で絞り込める点が特徴で、複数の情報源を個別に確認する手間を減らせます。

民間サイトは情報の網羅性や検索性に優れる一方、更新のタイミングが公的機関の公表より遅れる場合や、内容が要約されて詳細な要件が省かれている場合があります。掲載内容を鵜呑みにせず、気になる制度が見つかった場合は必ず一次情報を確認する姿勢が欠かせません。

民間サイトを利用する際は、下記の観点で情報源としての位置づけを整理しておくと役立ちます。

※民間サイトに掲載の金額・要件は最新でない場合があります。申請の判断材料には公式情報を用いてください。

一覧を見る際に必ず確認すべき公募時期

補助金は通年で受け付けているわけではなく、多くの制度で公募期間が定められています。一覧に掲載されている制度でも、公募前・公募中・公募終了・次回未定のいずれの状態かによって、今すぐ申請できるかどうかが変わります。

公募期間は年度や回次によって変わり、前年度と同じ時期に実施されるとは限りません。前年の情報をもとに準備を進めていても、実際の公募が始まる時期がずれる場合や、その年度の実施自体が見送られる場合もあります。

一覧で気になる制度を見つけたら、下記の項目を実施機関の公式サイトで確認しておくと、申請直前になって慌てずに済みます。

確認項目確認する理由
公募開始日・締切日申請書類の準備期間を逆算するため
公募回(第1回・第2回など)回により予算残額や条件が変わる場合があるため
予算の上限・受付状況予算上限に達すると締切前でも受付終了となる場合があるため
次回公募の予定有無今回間に合わない場合の見通しを立てるため

※公募時期・予算・回数は制度や年度により異なります。最新の情報は必ず実施機関の公募要領でご確認ください。

対象者別に見る補助金一覧の特徴

補助金は、申請できる対象者によって一覧の見方や探し方が変わります。中小企業向け、個人事業主フリーランス向け、起業・創業予定者向けでは、対象要件や求められる書類の傾向が異なるため、自分がどの区分に当てはまるかを先に確認しておくと一覧を読み進めやすいでしょう。

同じ「補助金一覧」というページでも、対象者の条件が細かく分かれている場合があります。ここで押さえておきたいのは、対象者別に見た一覧の特徴です。

中小企業向け補助金一覧の特徴

中小企業向けの補助金一覧では、業種や資本金、従業員数といった中小企業者の定義に基づいて対象範囲が示されていることが多くあります。業種によって資本金や従業員数の基準が異なるため、自社が対象に含まれるかどうかを一覧の注記や公募要領で確認しておきたいところです。

例えば、設備投資や販路開拓事業承継など目的別に制度が分かれており、一覧では「対象経費」や「補助上限額」が併記されている場合があります。ただし補助率や上限額は制度や公募回によって変わるため、一覧に記載された数値をそのまま使わず、必ず最新の公募要領で確認してください。

従業員数が多い企業ほど対象外となる制度もあれば、一定規模以上であることを条件とする制度もあります。一覧を確認する際にまず見極めたいのは、自社の規模がどちらの条件に合うかという点です。

個人事業主・フリーランス向け補助金一覧の特徴

個人事業主やフリーランスは、法人と同じ制度に申請できる場合と、個人事業主は対象外で法人のみが対象となる場合の両方があります。逆に、法人は対象外で個人事業主のみが申請できる制度も存在するため、一覧を見るときに欠かせないのは対象者欄の確認です。

開業届の提出有無や青色申告・白色申告の別が要件に関わる制度もあります。屋号のみで事業を行っている場合と、法人成りを予定している場合とでは申請可否が変わることもあるため、一覧の記載だけで判断せず問い合わせ窓口に確認することをおすすめします。

起業・創業予定者向け補助金一覧の特徴

起業・創業予定者向けの一覧で求められる書類として代表的なのは、創業計画書事業計画書です。まだ法人を設立していない段階でも申請できる制度がある一方、開業後一定期間内であることを条件とする制度もあり、対象時期の範囲は制度ごとに異なります。

創業予定者向けの制度は、自治体や商工会議所、日本政策金融公庫などが窓口となっているものが目立ちます。一覧に掲載されている情報だけで完結せず、窓口への事前相談を条件としている制度もあるため、応募までの流れを事前に確認しておくとよいでしょう。

対象者要件の重複と併願可否の確認方法

複数の補助金が同じ対象者層を想定している場合、要件が重なって見えることがあります。ただし対象者の条件が似ていても対象経費や交付の目的が異なれば、同一の設備投資に対して複数の補助金を重ねて使えないことがある点は押さえておきたいところです。

併願の可否を確認する際は、次のような観点で一覧や公募要領を照らし合わせると整理しやすくなります。

併願に関する規定は制度ごとに個別に定められており、一律の基準はありません。判断に迷う場合は、各制度の事務局や商工会議所、GビズIDに関連する相談窓口などに直接問い合わせて確認するとよいでしょう。

目的別に見る補助金一覧(代表的なカテゴリ)

補助金や助成金は、対象者だけではなく使いみちによっても分類できます。ここでは代表的な4つの目的別カテゴリを取り上げます。

制度名や要件は年度・公募回によって変わるため、詳細は事前に公式の公募要領で確認してください。

設備投資・IT導入系の補助金

設備投資やITツール導入を対象にした補助金には、ものづくり補助金IT導入補助金事業再構築補助金などが挙げられます。ものづくり補助金やIT導入補助金は中小企業庁が所管し、生産性向上や業務効率化を目的としています。

製造業が新しい機械設備を導入する場合や、店舗が予約管理システムを導入する場合などに活用が検討されます。対象となる経費の範囲や補助率は制度ごとに定められており、年度によって公募回数や内容が見直されることもあります。

申請には事業計画書の提出や、導入後の生産性向上目標の設定を求められる制度が多くあります。補助率や上限額は制度・公募回により異なるため、最新情報は中小企業庁や各補助金の公式サイトで確認しておくと安心です。

販路開拓・小規模事業者向け補助金

小規模な事業者の販路開拓を支援する代表的な制度に、小規模事業者持続化補助金があります。商工会議所や商工会が窓口となっており、チラシ作成やホームページ制作、展示会出展などの経費が対象になり得ます。

対象となるのは、商業・サービス業なら常時使用する従業員数がおおむね5人以下、製造業その他なら20人以下といった小規模事業者です。人数要件は業種によって異なるため、自社が該当するかどうか事前確認が欠かせません。

申請前には商工会議所や商工会での事業支援計画書の発行など、事前手続きが必要になる場合があります。募集時期や必要書類は公募回ごとに変わるため、早めに窓口へ相談しておくと役立ちます。

創業・開業資金系の補助金

これから開業する人や創業したばかりの事業者向けには、国の制度だけではなく、都道府県や市区町村が独自に実施する創業助成金も数多くあります。地方自治体が若者や女性、シニアの創業を対象にした助成事業を設けている例もあります。

国の制度は年度ごとに新設・廃止・名称変更が行われることがあり、過去に存在した創業関連の補助金が翌年度には形を変えている場合もあります。自治体の制度も予算や実施状況により毎年内容が変わるため、現時点で使える制度は都度確認する必要があります。

創業系の補助金は、法人設立や開業届の提出など一定の要件を満たす前後に申請時期が定められていることが多くあります。申請時期を過ぎると対象外になる制度もあるため、検討段階から情報収集を始めておくと安心です。

雇用・人材育成系の助成金

従業員の雇用や人材育成に関する制度は「助成金」と呼ばれることが多く、厚生労働省が所管しています。代表例として、非正規雇用の労働者を正社員に転換した場合のキャリアアップ助成金や、従業員の職業訓練費用を支援する人材開発支援助成金などがあります。

助成金は補助金と異なり、決められた要件を満たせば審査で採否を競わずに受給できる制度が多いとされています。ただし、要件を満たしていても書類不備や手続きの遅れがあれば受給できないため、審査の有無にかかわらず手続きの正確さは欠かせません。

雇用関係助成金は在職者の処遇改善を対象にするものが中心で、これから起業する人がすぐに使えるものではない点にも注意してください。従業員を雇用した後の制度として、事業計画とあわせて把握しておくと役立ちます。

ここまでの4カテゴリを整理すると、次のようになります。

カテゴリ主な所管・窓口代表的な使いみち
設備投資・IT導入系中小企業庁ほか機械設備やITツールの導入
販路開拓・小規模事業者向け商工会議所・商工会チラシやホームページ制作、展示会出展など
創業・開業資金系国・都道府県・市区町村開業前後の資金支援
雇用・人材育成系厚生労働省正社員転換や職業訓練の実施など

表の内容はあくまで代表例であり、制度の有無や詳細は年度により異なります。最新の一覧は中小企業庁やJ-Net21、厚生労働省などの公式サイトで確認してください。

補助金一覧の検索・絞り込み方法

補助金の一覧は、経済産業省や中小企業庁、各都道府県・市区町村、そして商工会議所や商工会など、複数の主体がそれぞれの立場で公開しています。すべてを1つのサイトで網羅しているわけではないため、探し方を知っておくと効率よく候補を絞り込めます。

ここでは、公式検索サイトでの絞り込み手順、業種や地域からの探し方、相談窓口の使い方、そして検索結果に出てきた制度を一次情報で確認する方法の順に説明します。

公式検索サイトでの条件絞り込み手順

補助金・助成金の情報をまとめて検索できる代表的なサイトとして、中小企業向け経営支援ポータルのJ-Net21や、中小企業庁・各省庁が公開する制度一覧のページがあります。これらのサイトでは、業種・地域・事業目的・従業員数といった条件を選んで検索できることが一般的です。

検索する際は、まず自社の業種区分と所在地(都道府県・市区町村)を入力し、次に「設備投資」「販路開拓」「雇用」「創業」など目的に近いカテゴリで絞り込むと候補が見つけやすくなります。条件を絞りすぎると本来対象になる制度を見落とすことがあるため、まずは広めに検索し、結果を見ながら条件を調整する方法をおすすめします。

検索サイトによっては募集期間中の制度しか表示されない場合と、終了した制度も含めて表示される場合があります。表示されている制度が現在も募集中かどうかは、一覧の画面だけでは判断できないことがあるため、後述のとおり個別のページで確認する必要があります。

業種・地域からの絞り込み方

補助金には、全業種を対象とするものと、製造業・小売業・飲食業・サービス業など特定の業種に限定したものがあります。同様に、全国どこでも申請できる国の制度と、特定の都道府県や市区町村の事業者のみを対象とする自治体独自の制度があります。

そのため一覧を確認するときは、まず「自社の業種が対象に含まれているか」「自社の所在地の自治体に独自の制度があるか」の2つを分けて調べる方法が有効です。国の制度は業種を横断して使えるものが多い一方、自治体の制度は当該自治体内に事業所や本店があることを条件とする場合と、それを問わない場合の両方があります。

※対象業種・対象地域の要件は制度ごとに異なります。上記は一般的な傾向であり、必ずこの分類に当てはまるとは限らないため、個別の公募要領での確認が欠かせません。

商工会議所・自治体窓口への相談

インターネット検索だけでは見つけにくい制度や、公開されたばかりで検索サイトに反映されていない制度もあります。こうした場合は、地域の商工会議所商工会、市区町村の産業振興担当窓口に直接相談する方法があります。

商工会議所や商工会は会員向けに補助金の案内やセミナーを行っていることが多く、非会員でも相談を受け付けている場合があります。窓口では、自社の事業内容や規模を伝えたうえで、使える可能性のある制度を紹介してもらえることがありますが、紹介された制度が必ず採択されるわけではなく、申請の可否や採択は別途審査で判断されます。

自治体の窓口に相談する場合は、事前に電話やウェブサイトで相談日時や必要な持ち物(決算書や事業計画の概要など)を確認しておくと、当日の相談がスムーズに進みます。窓口の対応時間や相談方法は自治体ごとに異なるため、訪問前に公式サイトで確認しておきましょう。

検索結果に出た制度の一次情報での確認方法

検索サイトやまとめ記事、SNSなどで見つけた補助金の情報は、そのまま鵜呑みにせず、必ず制度の実施主体が公開する公募要領や公式ページで内容を確認する必要があります。まとめ記事は情報が古くなっていたり、募集が終了していたりする場合があるためです。

確認すべき主な項目は、対象者の要件、補助対象となる経費の範囲、補助率と上限額、申請の締切日、そして必要書類です。これらは制度により、また同じ制度でも年度や公募回によって内容が変わることがあるため、必ず最新の公募要領を確認してください。

確認項目確認先の例
対象者・対象業種の要件公募要領、実施主体(省庁・自治体等)の公式ページ
補助対象経費・補助率・上限額公募要領
申請の締切・スケジュール公募要領、実施主体の公式ページ・告知
申請方法(電子申請の要否等)公募要領、GビズID等の案内ページ

※金額・補助率・締切は制度・年度・公募回により異なります。表の内容を鵜呑みにせず、申請を検討する制度ごとに最新の公募要領を必ず確認してください。電子申請にGビズIDなどのアカウントが必要な制度もあるため、申請方法もあわせて早めに確認しておくと安心です。

補助金一覧を利用する際の注意点

補助金の一覧サイトや公的機関の公募情報ページは便利ですが、掲載情報をそのまま鵜呑みにすると、公募終了後の制度に申請準備を進めてしまったり、金額や要件を誤認したりする恐れがあります。ここでは、一覧を安全に活用するために確認しておきたいポイントを整理します。

特に、情報の鮮度・助成金との違い・金額や要件の最終確認・必要書類の把握という4点は、申請を検討する前の段階で押さえておくと、後の手戻りを減らせます。

一覧の情報更新日・公募終了の見分け方

補助金の公募は年度や回ごとに実施され、募集期間が終了すると新規の申請を受け付けなくなります。一覧サイトによっては更新が追いつかず、すでに締め切られた公募が掲載されたままになっている場合があるため、注意が必要です。

確認の際は、一覧ページ自体の更新日と、個別制度の公式ページに記載された公募期間の両方をチェックします。一覧側の更新日が古い場合や、そもそも更新日の表記がない場合は、情報が古い可能性を念頭に置いて公式サイトで裏を取りましょう。

なお、公募が一時的に終了していても、次年度以降に類似の制度として再開される場合があります。今回申請できない場合でも、制度自体の廃止か一時休止かは公式情報で確認しておくと、今後の見通しが立てやすくなります。

補助金と助成金の違い

補助金と助成金は一覧サイトで並べて紹介されることが多く、混同されがちですが、制度上の性質には違いがあります。一般的に、補助金は経済産業省や中小企業庁、地方自治体などが所管し、予算の上限に達すると採択されない公募制・審査制の性質を持つものが多い一方、助成金は厚生労働省が所管する雇用関係のものなどで、要件を満たせば受給しやすいとされる制度が多いといわれています。

ただし、この区分はあくまで一般的な傾向であり、名称に「助成金」とあっても審査や予算枠がある制度、「補助金」とあっても要件充足型に近い制度も存在します。名称だけで性質を判断せず、個別制度の公募要領や交付要綱で審査の有無や予算の状況を確認する必要があります。

一覧を見る際は、「補助金」「助成金」という言葉の区分よりも、各制度の所管省庁・審査の有無・予算の上限といった実際の運用条件に注目すると、実態を把握しやすくなります。

一覧に記載の金額・要件は必ず公式で確認

一覧サイトに記載されている補助上限額や補助率、対象要件は、制度により、また年度・公募回により変わります。過去の実績や別の年度の情報がそのまま掲載されているケースもあるため、一覧の数値を最終的な判断材料にするのは避けましょう。

例えば、同じ名称の制度であっても、年度が変わることで補助上限額や対象経費の範囲が見直されることがあります。また、対象者についても「個人事業主は対象だが、一部の業種や資本金規模の法人は対象外」といったように、条件によって扱いが分かれる場合があります。申請を検討する制度が決まったら、必ず所管省庁や自治体、実施団体が公表している最新の公募要領を確認してください。

公式情報の確認先としては、中小企業庁や経済産業省、厚生労働省、各都道府県・市区町村の公式サイト、中小企業向けの経営相談窓口であるJ-Net21などが挙げられます。審査を経て採択された場合でも受給が確定するわけではなく、実績報告や検査を経て初めて補助金が交付される点も、あわせて確認しておきましょう。

申請に向けて準備しておく書類の概要

補助金の申請では、制度ごとに求められる書類が異なりますが、多くの制度で共通して準備が必要とされる書類がいくつかあります。事前に概要を把握しておくと、公募開始後の準備をスムーズに進めやすくなります。

書類の種類概要
事業計画書補助事業の目的や実施内容、期待される効果などをまとめた書類
登記事項証明書・開業届の写し法人の場合は履歴事項全部証明書、個人事業主の場合は開業届の写しなど
決算書・確定申告書直近の事業状況を示す書類。創業予定者は別途、創業計画に関する書類が求められる場合がある
見積書補助対象経費に関して、購入・発注予定の内容を示す書類
GビズIDなどの電子申請用アカウント電子申請システムを利用する制度で必要。取得に時間を要する場合がある

※上記は一般的に求められることが多い書類の例であり、必要書類は制度・公募回により異なります。実際の申請にあたっては、必ず該当制度の公募要領で正式な提出書類一覧を確認してください。

特にGビズIDのような電子申請用アカウントは、発行までに数日から数週間かかる場合があるといわれています。公募期間が判明してから準備を始めるのではなく、候補となる制度が見つかった時点で、必要になりそうな書類やアカウントの準備を並行して進めておくと、公募開始後の対応に余裕が生まれます。

よくある質問

補助金一覧はどこで見られますか?

補助金一覧は、中小企業庁や経済産業省、厚生労働省などの公的機関のサイト、およびミラサポplusやJ-Net21といった支援ポータルで確認できます。都道府県や市区町村が独自に公表している一覧もあるため、事業を行う地域の自治体サイトもあわせて確認しておくと安心です。掲載内容は随時更新されるため、最新の情報は各サイトで直接確認してください。

個人事業主でも使える補助金一覧はありますか?

個人事業主を対象とする補助金は数多くあり、個人事業主向けに絞った一覧を掲載しているサイトもあります。ただし同じ分野の補助金でも、個人事業主は対象、法人は対象外となる制度や、逆に法人のみを対象とする制度もあるため、一覧を確認する際は対象者の条件を必ず個別にチェックしてください。制度により要件は細かく分かれているため、公募要領での確認が欠かせません。

補助金一覧はいつ更新されますか?

更新の時期は掲載元によって異なり、決まった周期があるわけではありません。新しい補助金の公募開始や締切の変更にあわせて随時更新されるサイトが多いため、定期的に確認したり、気になる制度は公式サイトで最新の公募要領をチェックしたりすることをおすすめします。とりわけ年度替わりの時期は情報が大きく入れ替わることもあるため、注意しておくと安心です。

補助金と助成金の一覧は同じ場所で確認できますか?

補助金と助成金は、管轄する省庁や自治体、審査の有無などが異なる場合があり、一覧が同じサイトにまとまっていないこともあります。たとえば厚生労働省が所管する助成金と、経済産業省や自治体が所管する補助金では、掲載されるポータルが分かれているケースも見られます。両方を確認したい場合は、複数のサイトをあわせてチェックすることをおすすめします。

本記事は一般的な情報をまとめた解説であり、個別の制度の要件・金額・締切や税務上の取扱いは制度・状況により異なります。実際の申請・判断にあたっては、各制度の公式ページや税理士・所轄税務署等でご確認ください。 最終更新:

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