圧縮記帳とは?
分類: 経理・税務
圧縮記帳とは、国庫補助金や工事負担金などで固定資産を取得した場合に、補助金相当額を「圧縮損」として計上するなどして資産の帳簿価額を減額する処理です。補助金を受け取った年度に一度に課税されるのを避け、税負担を将来へ繰り延べる仕組みです。帳簿価額を直接減らす方法のほか、積立金として処理する方法もあります。
注意点として、圧縮記帳は税金が免除されるわけではありません。帳簿価額が下がる分だけ以後の減価償却費が小さくなったり、売却時の利益が大きくなったりするため、課税は後年度に及ぶ実質的な繰り延べです。適用できる補助金の範囲や要件は制度・年度により異なるため、最新は公式情報や税務署・税理士に確認してください。
関連する用語
未収入金 — 商品売買など本業以外の取引で発生した、まだ受け取っていない代金を表す資産の勘定科目です
仕訳 — 取引を借方と貸方に分けて勘定科目と金額で記録する、帳簿づけの基本となる作業です
勘定科目 — 取引の内容を分類するための名前で、現金や売上、雑収入などの区分を指します
雑収入 — 本業の売上以外で生じた少額・臨時の収益をまとめて処理する収益の勘定科目です
補助金の課税 — 補助金・助成金は原則として課税対象で、法人税や所得税の計算に含める必要がある点を指します
消費税の仕入税額控除 — 事業者が仕入れ時に支払った消費税を、納める消費税額から差し引ける仕組みのことです。
この解説は一般的な内容です。実際の定義・要件は制度や公募回により異なります。申請前に各制度の公募要領・公式ページで最新の内容をご確認ください。