厚生労働省は令和8年6月30日、令和8年度(令和7年度補正予算からの繰越分)医療施設等施設整備費補助金について、各都道府県への交付額の内示を公表しました。
医療施設等施設整備費補助金の内示概要
今回の内示は、令和7年度補正予算から令和8年度に繰り越された予算を財源としています。内示総額は2,090,697千円で、各都道府県に配分される見込みです。
配分額は都道府県ごとの内示件数や地域の医療提供体制の状況に応じて算定されており、金額は都道府県によって異なります。
医療施設等施設整備費補助金の対象事業
今回の補助金は、複数の整備事業を対象としています。医療施設のブロック塀改修や新興感染症への対応力強化のほか、医師偏在対策や地域医療の維持に関わる事業が含まれています。
- 医療施設ブロック塀改修
- 新興感染症対応力強化事業
- 重点医師偏在対策支援区域における医師の勤務・生活環境改善のための施設整備
- 重点医師偏在対策支援区域における診療所の承継・開業支援
- へき地医療拠点病院施設整備事業
- へき地診療所施設整備事業
- 院内感染対策施設整備事業
- 解剖・死亡時画像診断等施設整備事業
- 分娩取扱施設施設整備事業
いずれも医療提供体制の維持や強化を目的とした施設整備であり、へき地医療や周産期医療など地域ごとの課題に対応する事業が並んでいます。
ホジョル編集部の補足
今回の内示は医療機関の施設整備を支援する事業であり、中小企業や個人事業主を直接の対象とする補助金ではありません。もっとも、地域医療を支える医療機関の設備投資を下支えする動きとして、地域の医療提供体制に関心を持つ事業者にとって参考になる情報といえるでしょう。
対象事業の詳細や交付額の内訳については、厚生労働省の公式ページで確認しておきましょう。